ImageViewer-Jは、以下のような多彩な印刷機能を持っています:
ImageViewer-Jでは、余白および行列の数など、印刷されたページのレイアウトを設定できます。画像ファイルのリストを印刷するには:
- 表示メニューからリスト表示形式のどれかを選択します。
- ファイルメニューからリスト印刷設定を選び、設定を行います。
- ファイルメニューから印刷を選びます。
印刷されるページのレイアウトを指定するには、リスト印刷設定ダイアログを使います。設定を変更すると、左上のページのサムネイルが現在の設定を反映して更新されます。リスト内の項目は、灰色の四角として表示されます。用紙の印刷可能領域は、点線の枠で示され、余白は明るい灰色で表わされます。現在のプリンタの用紙サイズおよびリスト全体を印刷した場合に必要なページ数が、ページのサムネイルの下に表示されます。リスト内の項目は、現在のリスト表示形式にそって表示されるので、画面に表示されていたように表示されているはずです。注意:ユーザー未登録のImageViewer-Jを使っている場合、リスト印刷設定ダイアログは開けますが、実際の印刷に設定は反映しません。リスト内の全項目が、余白なしで各ページの左上から印刷される単純なリスト印刷だけが可能です。
余白:
- 寸法の単位は、インチ、センチメータ、あるいはポイントを指定できます。
- 最大値は3インチ(7.62センチメータ、216ポイント)です。
- 上下左右の余白をそれぞれ指定できます。数値は用紙の端からの距離です。
- 最大印刷可能領域をクリックすると、セレクタで選択しているプリンタで、用紙設定で指定した用紙サイズの印刷可能領域に、余白が自動で更新されます。印刷可能領域は、通常、指定された用紙サイズを越えることはありません。
行列:
- 均等配置がチェックされていると、リスト内容の項目の互いの間隔が均一になるように、印刷可能領域の余った部分を配分します。
- 最大行列数がチェックされていると、各ページに可能な限り最大数の行列を印刷します。この場合、行列数フィールドの内容は無効となります。この設定がオフの場合、行列数フィールドが有効となり、各ページに印刷される行列数を指定できます。
- 行列数フィールドには、各ページに印刷される行列の数を数値で入力指定できます。
- 行列数フィールドの右の小さなマス目をクリックすることで、印刷領域内のどの場所にリスト内の項目を配置するか指定することができます。
- 現在の表示形式と各項目のサイズも表示されます。
ヘッダおよびフッタ・テキスト:
- ヘッダおよびフッタに印刷するテキストをそれぞれの入力フィールドに入力指定できます。ただしテキストオプションがチェックされていないと、これらのテキストは表示/印刷されません。日付がチェックされていると、現在の日付がヘッダの場合は左上に、フッタの場合は左下に印刷されます。ページ番号がチェックされていると、ページ番号がヘッダの場合は右上に、フッタの場合は右下に印刷されます。
背景を印刷:
- このオプションがチェックされていると、背景色あるいはパターンも印刷されます。通常、背景色あるいはパターンも印刷すると、印刷時間が膨大に必要となるのでお奨めしません。
ImageViewer-Jから、画像を印刷します。画像ファイルを印刷するには:
- 表示メニューから単一画像表示形式を選びます。
- ファイルメニューで印刷を選びます。
注意:バージョン5.3では、画像の印刷にオプションが使えません。つまり必ず画像全体を印刷するため、画像が用紙サイズよりも大きい場合、必要な枚数のページを使って画像を分割して全体を印刷します。将来のバージョンでは、画像印刷にも多彩なオプションを採用する予定です。